IPOは企業価値の見える化

上場準備は、当事者である会社からすれば成長への基礎を作ることとなり、IPOが実現すれば株価を通して会社の評価を金額で知ることができるようになります。もちろん、会社の価値は一部の投資家の評価だけで決まるものではなく、また、金額だけが会社の価値を測る尺度ではありませんが、より客観的な一つの評価を得ることになります。そういう意味では、IPOは会社の潜在的な価値を顕在化させる効果的な手段であるといえます。

つぎに、上場準備のメリット、デメリットについて考えてみたいとおもいます。

 上場準備のデメリット

会社は、生き続けること、成長すること、それによってお客様や社員、そして、それらの家族を幸せにすることが目的で、上場はその目的を達成するための手段、数ある選択肢のひとつにすぎません。しかし、手段であるはずの上場が目的にすり替わってしまったとき、上場準備はこれまで築き上げたビジネスモデル(儲けの仕組み)、培ってきた社風や文化さえも破壊してしまうことがあります。

>>> 上場準備のリスク

 上場準備のメリット

上場準備は、未上場の会社にとって産みの苦しみにも似たものとなりますが、会社の計数管理能力を高め、会社が大きくなるために必要な組織や役割の明確化、リスク管理などのルールが整備されます。なにより、現場とバックオフィスの連携が高まり会社が一つになれるチャンスでもあります。“上場”という結果だけにこだわらず、そこに至るまでのプロセスも会社にとって貴重な財産となるような上場準備をしましょう。

NEXT  上場準備の進め方

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